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2007年09月06日

■今までで最高の一服 ラッキーストライク
身体には一つもいいことの無いタバコ・・・

ここでは、ダメだの何のって議論は無しにして・・・


今までで、一番美味かった一本のタバコのお話。
ちょっと長いですよ。

大学2年、秋頃。

僕は1年の頃から軽音部に所属して、
ギターをメインに活動してた。
当時、バンドでの揉め事や、サークルでの揉め事…

はたまたその当時担当していた、家庭教師の生徒
・・・ここともうまくいっておらず、

ストレス一杯の数ヶ月を過ごしてた。

大学祭でのライブ。


中学で言えば、中体連、
高校で言えば、総体みたいなもので、
この大学祭のライブで、
それまで、3年生が部長などを担当し、仕切っていたのが、
僕ら2年に世代交代をする締めのライブだった。


このライブまでのあいだに、
誰が新部長になるかという話が上がる。


あるとき、先輩の現部長から話が来た。
「TAKちゃん、部長やってくれん?」

嫌な予感は当たった。


やりたくなかった。
やりたくなかったから、サークル内、
大学時代ではキャラを作ってた部分があった。

中学・高校と、バスケ部のキャプテン。
学級委員を3回ほどやって、
リーダーというもののつらさ、きつさをイヤというほど
経験していた。
もちろん、やりがいもあるのだけど、
大学の4年間は、そういう「リーダー」みたいな役柄につかず、
リーダー以外の役も経験してみたかったのと、
もうやりたくないのがあって、

たとえば、みんなで「どうする?」って
詰まってたときに、いつもなら「こうしよう」と
真っ先に意見を言う自分を殺してた。


それでも、そのときの部長(一つ上の先輩)のMさんが、
とてもきつそうに部長として、みんなの前に立っているのを見て、
支えれずにはいれなかった。
グチを聞いて、2人で走りに行って、語り合った。


そんな気のしれた先輩。
部長をやってくれと言われたのは嬉しくもあったけど、
上に書いたような、僕の事情を話して、

「イヤです」

と断った。

僕らの代、一個下の1年・・・
こんないい意味でも悪い意味でも個性あふれ過ぎてるメンツを
僕がまとめきれるわけがない。


「じゃあ、誰に任せればいい?」


と聞かれた。

「○○だったら、人当たりもいいし、面倒見もいいから
部長できるでしょ?
それのサポートを、副部長として、やるくらいならできます。
その方が、バランスいいと思います。」


僕の意見通りに、コトは運んだ。


当然、この意見は同期の奴らと、水面下で話し合った結果の意見だ。


僕が副部長になることが、確定し、
少しは肩の荷が降りる。


それでもバンドの揉め事は続き、
その、大学祭のライブでは、僕の所属してたバンドは
出ないことになった。


それとも関係ないが、
僕はギタリストとして、出場するにしろ、しないにしろ、
PAという仕事をやることは決まっていた。


PA・・・
ライブに足を運んだことのある人は見たことあると思うが、
簡単に言えば、裏方。

ドラム、ベース、ギター、ボーカルなどの
サウンドは直接出してるのではなく、
両サイドなどにあるスピーカーから出ている。

このサウンドの音量・音質を数え切れないダイヤルや
ボタンでコントロールして、お客さんに音を届ける仕事、
これがPAという仕事だ。


このPAをその当時できるのが、僕しかいなかった。
できる奴は、この大学祭の前にサークルを辞めてしまい、
付け焼刃の中、前日のリハーサルをこなしていった。


上で説明したように、
PAはかなり重要な裏方。
下手すればハウリング
(ピーという甲高い音、
カラオケとかでマイクの音量上げすぎると鳴るあれです)
の嵐になったり、ボーカルの声が聞こえなかったりして、
ライブを台無しにしてしまう役。


でも、いいライブ、いい音を届けるには、
当たり前のことだが、まず各バンドがしっかりしていないといけない。


ドラムの原音に合わせて、
ベースアンプ、ギターアンプの音をそれぞれのパートの人間が調節し、
生音の状態(PAを通さない状態)でバランスを取っておかないと、
PAで調節できるのも限界があるため、
悪い音しか、お客さんには届かない。


よくある話が、でしゃばりのギタリスト、ベーシストが、
自分の音をデカくして、じゃあ俺も・・・ともう片方も大きくして、
ドラムすらもかすかにしか聞こえない状態にしてしまうバンドがよくある。

でしゃばって弾いてもらうのは構わないが、
音量は控えめにしてくれないと、PAでの調節が不可能になってしまう。
よく、ボーカルの声が聞こえにくいライブがあるが、
あれの大抵は、ギターとベース音がデカ過ぎて、
PAでいくら調節しても、ボーカルの音量の限界があり、
それ以上は調節できず、結果『うるさいだけの』ライブになってしまうのだ。


正直、ウチのサークルのバンド、ゲストの大半が、
上に書いたとおりで、生音のバランスすら取りきれず、
リハの段階で音が聞こえんだのなんのと注文ばかり・・・

途中で我慢できず、
「こっちはあくまでサポートで、
中でバランス取ってもらわんとこれ以上は無理です」
と、年上にも激を飛ばした。

前日のリハ以上に、本番はバタついた。
バンドとして出演する奴らは、自分が出るときだけ張り切って、
ライブをやり、終わったら外にタバコ吸ったり、しゃべったり・・・

まったく手伝わない。

バンドの入れ替わりの機材の調整、接続・・・
もちろん、数人は手伝ってくれてたが、それでも人手・技術ともに
足りず、PA機器が置いてある場所と、ステージ、
これを僕は何度もダッシュで往復していた。


本番中も、もちろん、トラブルが起こる。
断線で音が出なくなったり、ハウリングを起こしたり・・・。


外でまったりしてるサークルのメンツに対してキレる余裕すら無かった。


当然、一服する時間も無い。


そんな状態で、朝から夕方まで、ライブ会場に貼り付けっぱなし。



やっとこさライブすべてが終わったとき、
黙って一人、サークルのみんながいるところとは別の出口から出て、
一人座り込んだ。

このとき、タバコを吸うことすら忘れていた。
ある意味、放心状態のなか、その日で部長を終えるMさんが、
いきなり隣にドカっと座り、

「まぁタバコでも吸わんね」


と、お互い同じ銘柄のラッキーストライクを取り出し、
先輩なのに火をつけてくれた。




最高に美味い一服・・・


未だにこれを超える一服はありません。

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